靴ブラシあれこれ(馬毛は本当に必要か?)

メンテナンスの必需品

ブラシ各種 豚毛、馬毛、山羊毛、化繊、その他

革靴のメンテナンスにとって、ブラシはなくてはならない存在ですよね

靴好きの間で一般的に言われているのが、

☆ホコリを掃く目的の「馬毛」

☆クリームを馴染ませる目的で「豚毛(←化繊も)」

☆鏡面仕上げに「山羊毛」

私もひと通り持ってます。しかし、一般的な使い方をしている(できている!?)のは、豚毛のみなんです。不徳の致すところです。。。

ど素人の私がこの通説を打ち破りたいわけでもなんでもないのですが、どういうわけか私の分類とは相違してしまってます。私の中での分類は

★必要性を感じない「馬毛」

★拘りたいけど、物申したいことがある「豚毛」

★まっっったく使いこなせない「山羊毛」

となってます。問題提起?のようなカタチで続けます。

手持ちの馬毛ブラシ

馬毛ブラシに関して予め言っておきますが、決して「いいモノ」を使っているわけではありません。ネット通販で1,500円くらいだったでしょうか?2つ持ってます。懲りずに無印良品のも。無印に至っては1つ1,000円もしません。これも2つ。

残念なことに、ネット通販の方は見事なまでに毛にコシがありません。パッサパサです。まだ無印良品の方は毛にコシが残っている状態をキープしているようです。

ネット通販で購入したブラシ。パッサパサに
無印良品。コスパは最高と言いたいけれど、コス最高

ただ、もっと残念なことに、この2つ(4つか…笑)の馬毛ブラシ、この数年は全くと言っていいほど使ってません。正確には使う必要がない。いきなり高級品を買ってなくてよかった。

なぜ馬毛を使わないのか…

皆さんが馬毛ブラシを使う目的は、主に「ホコリ落とし」ですよね?では、使用する場所は何処でしょうか?

革靴を履く前に玄関で…履いた後に玄関で…若しくはお手入れのお作法として家のどこかで…と、いろいろ考えられます。

庭先なんかの屋外であればいいものの、どこであれ落とす目的である革靴のホコリが舞ってしまいます。靴だけがキレイになって、それならいいのか?本末転倒では?という疑問からのものです。

※靴を磨く工程(豚毛)でホコリが出てしまってるとしたら、それは喜んでお掃除しましょう

少し神経質に聞こえるかもしれませんが、日頃のメンテや見栄えを気にしていて、ホコリ落とし用にと馬毛ブラシを使う時点で、既に神経質の仲間入りしてますよね(たぶん笑)。ホコリが舞うことを気にするのは、もはや特別な感覚ではないと思われます。

では、何を使うのか…

ホコリ落とし…部屋のホコリ掃除なら掃除機ですが、さすがに革靴に掃除機をかける人はいないでしょう笑

もっと効果的で、効率的なホコリ除去の方法、、、ありますよね?そうです。私はクイックルワイパー使ってます。冗談抜きで。

※正確にはクイックルワイパーハンディ

まさかの主役!

ホコリを取りたいなら、コレでしょう。ブラシでホコリ舞わせることもありません。吸着してくれます。広告みたいな言い回しになりますが、タンやコバの隙間にもスルっといけます。(室内掃除をイメージするほどホコリまみれにしてる革靴はありません)

コバの隙間も
ホコリをシャットアウト!

クイックルワイパーじゃ夢がない、華がないという声も聞こえてきそうですが、それは私も思っています。古くなった毛先は変えられる標準使用で、なおかつ柄の部分はブナ?スギ?ヒノキ?で出来てるなんて商品が出たら即買いです。花王さん、期待しています笑

花王 クイックルワイパーハンディ本体 1組
マツモトキヨシ楽天市場店
¥ 312(2020/08/07 22:21時点)

馬毛ブラシの素晴らしさ

戻って馬毛の有用性、少なくともスムースレザーのホコリ落としに限定すると、やはり乏しいかと。革靴に多く使われるスムースレザーは基本表面がつるつるです。ミクロレベルなら凹凸もあるだろうけれど。わざわざ天然毛を使う必要がない(は言い過ぎですが)。

ハリやコシ、柔軟性を兼ね備える高級馬毛ブラシでも、そのポテンシャルを発揮するとなると、対象は革じゃない?

というのも数年前、運がいいことに、最高級ブラシとして有名なイシカワブラシの石川和男さんとお会いできた時のことです。

間近でブラッシングの実演を拝見させてもらいました。みるみるうちにニットの毛玉はなくなるわ、スーツは光るわ。叩くような、擦るような、力強くて繊細な手捌きから、洋服が生き返るとは正にこのこと。まるでマジックのようでした。

たまたま2人だったのもあって、長い時間お話しさせていただいたのですが、あれこそ最高の道具と最高の腕が為せる技と驚かされたものです。イシカワブラシ、いつかは欲しい。これぞ馬毛ブラシの素晴らしさだ!と唸らされたものです。

イシカワ洋服ブラシ

所作としてのかっこよさ!

馬毛を靴磨きで使う場合はどうだろう。靴磨き職人の方々が馬毛でホコリを落とす工程。それは「所作」としてのカッコよさ!でしょう。これに異論はありません。まったくもってかっこいい!

しかし私はど素人です。かっこよさより実用性が大事。靴磨きは、大好きな革靴が長持ちするように、履き心地を維持できるようにという目的で行なっています。かっこいいのは憧れるんですが、、

というわけで

結局、馬毛を使ってできるのは箒でゴミを履く作業と同程度でしょう。効率よく隙間に入りたいなら、塵取りがないなら、そりゃクイックルワイパーで十分。むしろ効果的。

玄関に1つ、メンテ道具のそばに1つ、これで十分でしょう。他で使用する際の色移り?なんかが気になる人は、私のように念のため靴専用にしてしまえばいいんじゃないでしょうか?

この先、私は引き続きクイックルワイパー派でいきます。もし、馬毛をこう使ってみてはどうか?なんて意見がありましたら参考にさせてください!値段の大小ではなく、使わない道具があるのはもったいないですもんね。

クイックルワイパー派

次回は「豚毛」でまた…

※なお、馬毛は一部コードバン靴にクリームを馴染ませる目的もあるようです。コードバンを甘やかしてはいけない、とコレにも納得がいってないのですが長くなるので割愛します。

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