リッジウェイソールの実力(遅すぎた梅雨対策…)

遅ればせながら「革靴の雨対策」になります…

今日の主役!MIYAGI KOGYO ver.リッジウェイ

梅雨時は革靴のローテーションに苦労します。私の場合、お気に入りの革靴であっても過保護にするのは好きではないので、多少濡れようがレザーソールの靴も履くことにしています。大切なのはその後のメンテナンスですし…濡れない靴はない、はず。

といっても、やはりレザーソールのお手入れが面倒な時もあります。今年の長梅雨は特に。そんな中、ラバーソールの革靴がもう何足かあったらな、と思っていたタイミングで「手持ちの革靴⑥」で紹介させてもらった”MIYAGI KOGYO”がソール交換の頃合いに。

MIYAGI KOGYO "FUJIBANA" (宮城興業 フジバナ) | ど素人が革靴を作る日記
何故こうもメイドインジャパンの革靴を推すのか… インポート革靴もそれなりに履いてきましたし、持ってもいます。以前、履き心地についての記事でも力強く語ったように、しつこいようですが、やはり一番にはカカトのフィッティング。 三陽山長を履いて以来その履き心地に魅了され、オーバーな表現ですけど「海外製の革靴が日本人の私の足に...

いつもお世話になっている修理店へ持ち込みました。フローシャイムに続き、ラバーソールはもちろん『リッジウェイソール』を選択!もうダイナイトソールに戻る(!?)ことはないと言い切れるほど、このソールを気に入っています。

フローシャイム(上)と比べてステッチのピッチが細かい!

ここぞというオールソール交換は、やはり信頼のおける修理屋さんにお願いしたいものです。ステッチのピッチが細かく大変苦労をおかけしたようですが、仕上げも大変美しい。

サイドの仕上げも文句なし!

リッジウェイソールとは

靴好きの間では比較的メジャーな存在ですが、一般的にラバーソールといえば『ダイナイトソール』の方が知名度が高いですね。『ダイナイトソール』と『リッジウェイソール』はともにイギリスのハルボロラバー社の製品だそうです。ほかにもビブラム社のラバーソールが有名ですが…。

今回私は、ダイナイトではなくリッジウェイを断然オススメしたいと思ってます。見た目の面も問題なく、履き心地の面ではダイナイトよりリッジウェイが断然勝るのではないか?という持論をひたすら伝えていきたいという、毎度お馴染みのわがまま記事です笑

最初はみんなダイナイト…

『ダイナイトソール』に関しては、過去から何度か何足か履いたことがあります。メジャーですからね。今の手持ち分ではソール交換して5年以上になるのが一足。裏はポイントになっています。が、野球やサッカーのスパイクとは違って(当たり前か…)突起の出っ張りはさほどでもありません。

ステッチも切れてますね、使い古してる画像ですみません

製品解説的な他の方のブログなんかを拝見すると、皆一様に「ラバーなのにドレッシーに仕上がる」とありますが、どうなんでしょう。コマンドソールやなんかに比べたら、ではないでしょうか。ドレッシーさを測るのにダイナイトだから良い、リッジウェイだからダメというのは「ない」というのが私の結論。

※ちなみに、コマンドソールをオン用の革靴に使用する人、私は見たことも聞いたこともありません笑

革靴がドレッシーな佇まいに見えるかどうか…これはおそらく、ラバーソールがダイナイトかリッジウェイかという問題よりも、ソール自体がシングル、ダブルかトリプル、みたいな違いの方が大きいように感じています。※当然レザーソールでも当てはまります。

要はソールの厚みの問題ですかね。仮に黒のストチであっても、トリプルソールなら野暮ったく見えることでしょうし。。。

私にとってのダイナイトソールの実力…。

ラバーソールに求めるものは、耐久性と雨の日のグリップ力だと思っている私ですが、ダイナイトに関してはそのグリップ力に不満大ですね。よっぽどビブラム社製のハーフラバーの方がグリップするように感じるほどに、です。雨の日はレザーソールと変わらないくらいに滑ります。「晴れの日用のラバーソール、それがダイナイト」ってくらいにグリップ性能は期待していません。

冷静に考えると、ポイントになっているソールでグリップが期待できるでしょうか?先程の野球やサッカーの話じゃないですが、ポイントになっているソールの目的は「地面を掴む」ですよね、きっと。そもそも突起が小さいダイナイトに濡れた路面を掴んでもらいたいと期待するのが野暮なのでは?

それと、革靴を履いていて地面を掴むような必要性を感じる場面は僅少です(私の場合)。外ではアスファルト、屋内ではカーペットかリノリウムってところでしょう。大理石の床を掴むとなると大変なことになってしまいます笑

というわけで、ダイナイトソールだから良い!という利点はそんなに感じられないのが実情です。

リッジウェイの特徴

今回交換したばかりのリッジウェイソールに話をうつします。見た目…なかなか大胆なカタチをしていますね。真横から見てみると、突起っぷりがすごい笑

以下、分かりやすいようにコントラスト調整済みです

平面の位置から測ってみると、突起は5㎜程度ありました。ソールの返りもありますので、体感ではそれ以上に感じるのかもしれません。※ダイナイトはすり減ってない状態で2㎜程度、この差は大きい。

なおかつ、ソール全体が溝になってますので、力や水?が分散して滑りにくくなるんだろう、と思います。接地面が少なく、フワフワとした浮遊感?にも似た履き心地はリッジウェイソール特有のモノでしょうね。

問題の見た目に関して、私の感覚というか独断?が多分に含まれますので、写真をたくさん撮ってみました。

コバまわりにボリュームがないので、すっきり見えませんか?そもそも、真横から革靴を見られることなんて、まずないのですが笑

この角度はなかなかのインパクト
こっそりシークレットシューズとしても?笑
ヒール付近は溝っぽさが目立ちますね
真裏から。奇妙なカタチしてます

ダイナイト、リッジウェイどちらにも言える耐久性の問題

そもそも論で…これはレザーソールにも言えるのですが、はっきり言って「歩き方」でソールの耐久性は随分変わってしまいます。「自分の歩き方に対するソールの耐久性」といった方が適切かと。

ソールの減りが早いと言っている人ほど、特にヒールを引きずるような歩き方をしています。そう、歩き方が悪い。。。キレイな歩き方を心がけましょう。

そして、リッジウェイにオールソール交換をして、丸2年のフローシャイムインペリアルを題材に、経過報告的なご紹介。

丸2年といっても「俺は何年履いてる!」ということだけでは何の意味もありませんよね。履く頻度は人それぞれ。何年前の革靴だろうと、10年持って履いていようが、使用感が伝わりません。

で、私の革靴管理ツールを駆使して笑、できるだけ数値化してみました。

ソール交換後の丸2年での使用回数は49回でした。そして過去1年の平均歩行数は9,000歩/日なので、平均値換算すると、歩行距離は約7㎞/日。それが49回となると、、、

約344㎞歩いています。直線距離なら「東京〜京都」間と同程度!

それを踏まえて以下の写真、ソールの減りです。どうでしょう?上出来ではないでしょうか?笑

減りはともかく、これだけ歩いてステッチが1つも切れていないのはリッジウェイだからでしょうね。コバまわりへの圧が少なく、ステッチが切れるまでは至ってません。

新品ソールとの比較をしてもらうと面白いかもしれません。

だいぶ減ってます
ステッチもまだ生きてます
ソールが減ると真横からでもドレッシー?
歩き方のクセが出てますね

確かにだいぶ擦り減っている感はありますが・・・改めて見ると、減ったことが目立ちにくいのもリッジウェイの特徴の一つですかね。むしろ見方によっては履き始めよりもスタイリッシュに見えなくもない笑

同じ製造元だから、まぁ大胆にまとめていいのかな…

関係者に聞いてみると、圧倒的にダイナイトが売れるそうです。知名度もありますが、リッジウェイを取り扱っている店舗が少ないのもあるのかもしれません。

ダイナイトとリッジウェイの2者比較なら、リッジウェイのコールド勝ちというくらいに、リッジウェイの実力がダイナイトを圧倒してるように感じます。ダイナイトなんてやめてしまおう!くらいの勢いでリッジウェイを推したい。今からオールソール交換しても梅雨明けしてしまいそうですが、雨が楽しみになること間違いなしですよ!オールソール時期の革靴をお持ちの方、ラバーソールに興味のある方は是非^ ^

ラストにオチではありませんが…笑

普段、靴を見る(られる)角度

普段革靴を見られる角度なんてせいぜいこんなもんです。ラバーソールだからドレッシーじゃないとか、野暮ったいとか、あまり躍起になって気にしなくても…笑

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