さて、足の計測もうまくいきました。
測定結果をラストに落とし込んでいきます。これでようやくヤスリでゴリゴリとラストを削っていけるんだ!あの憧れの、、、と息巻いてます。
ラストは博多の『いづみ恒商店』さんで、中古ラストを購入。
突然現れた靴作りを志す中年にも優しく接客してくださる、とても良心的なお店です。訪問時はサイズが店舗になかったため、倉庫を探し回っていただきました。当日のうちに見つかったとの連絡を受け、ルイガノ飛ばして受け取りに行くというバタバタ感。

予定よりも時間が少し遅くなってしまいましたが、帰宅。
いざラストを目の前にして、手が止まります。ヤスリ各種は準備済みにも関わらず。。。「一体、何をすればいいのだろう?」と。バタバタ動き回ってたのもあり、完全にノープラン。
とりあえず、腕組みしてラストを眺めること数分、、、まずは足底だと閃きます。ラストの底にペタッと貼ってやろう。
買ってきたラストを横目に、足底の型を取ります。教科書によると「中底型」ってやつみたいです。ケント紙だとかはどうでもいいとばかりに、A4コピー用紙を準備し、紙の上に立ち、鉛筆で縁取りしました。それっぽくセンターラインと内外のジョイントポイントを決めて、その間も線で結んでみました。

とりあえず、足底部分はこんな感じかな?と、ご満悦です。
さぁ、ラストに当てがってみましょう!
ん?

ん?

ラストからはみ出してます。あきらかにはみ出します。いろんな角度でやってみましたが、やはりはみ出します。

ラストには「サイズ25の3E」とあります。アシックスでの計測結果には、左足「E」右足「D」。それなのに・・・
それなのに、足の方が大きいとは一体・・・。足囲に関しては、ラストが246㎜、自分の足は左で244㎜です。なのに何故?諦めが悪いようですが、うーっと唸るしかありません
再計測して、鉛筆を足の接地面までグイっとやってみましたが、それでも変わらず、足型がラストからはみ出してしまいます。
すでに夕方近かったこともあり、ヤスリ達はそっと仕舞いました笑
気持ちの切り替え、諦めは大切です。

結果、何もやってない。何もすすんでいない、そんな週末でした。これが2月2日のことです。
今週末は靴磨きミーティング(?)のため、新規作業ができそうにありませんが、11日までにパテ購入のうえ、今度こそラスト製作に取り掛かりたいと思っています!
早速の失敗!?で、進捗報告にもなりませんが、こんなことで心が折れる私ではありませんので、ご安心ください笑
最後に、手持ちの革靴との比較をしました。トレーディングポストのプレステージラインTP1984です。タイトめに履いてますが、そんなに違和感ないですよね?ウィズってこんなもんなんでしょうかね。

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