SANYOYAMACHO “GENROKURO” (三陽山長 弦六郎)

久しぶりの革靴紹介!

ブログを始めて10足目の紹介となる今回は、満を持して(?)三陽山長シリーズです!表題は「弦六郎」ですが、弦六郎にこだわることなく、過去履いていたのも併せて紹介していけたらなと思っています。というのも、実は三陽山長の革靴、多い時には3足あったのですが、うち2足は処分済み。。。現在は「弦六郎」の1足のみ。せっかくなので、過去の写真とともに、山長の良さが少しでも伝えられたら、といった具合です。

前置き、、、

三陽山長は、私が革靴好きになったきっかけのブランドです。買うつもりもなく同僚の買い物についていった玉川高島屋で、セールだからと軽い気持ちで試着してみたのがラバーソールの「友二郎」でした。ラストはR2010

友二郎(内羽根ストレートチップ)

その時の感動を今でも覚えています。履き心地の記事の中でもしつこいくらいお伝えしましたが、これまで履いてきた革靴と「かかとのフィッティング」があまりにも違う。もう5年以上前の出来事で、以降いろんな革靴を履いてきましたが(山長よりも高級な革靴であっても)この時の感動は忘れられないですね。なお、同僚よりも早く会計を済ませたのは言うまでもありません笑

履き心地について(革靴かかと問題) | ど素人が革靴を作る日記
靴作りにあたって、目指す履き心地について インスタグラムで過去に書いてた記事の焼き直しにもなりますが、靴作りの目標として記録したいと思います。 それとどうしても、カカトのフィット感について、グダグダ語りたかった笑 革靴は、履き心地も含めて「趣味趣向」があると思っていますので、あくまでも私個人の意見として受け流していただ...

また、これも繰り返しっぽいですが、それまでのオールデン、クロケットアンドジョーンズ、トリッカーズなんかを「ブランドのネームバリュー」だけで履いてきた自分を恥じましたね。かかとも合ってないのに…それなりのブランドだからと、ありがたく履いていたというのが、なんだか。

※これらのブランドが嫌いになったわけではありませんので、悪しからずです。

今のところ、山長のR2010ラストよりも自分の足に合うラストとは出会ってません。新品で履いた初日でも靴擦れしないことがそれを証明してくれています。

最初から足に合う革靴ってあるんですね。足のどこかが必ず痛くなるのが革靴の宿命なんだと思ってました。

本格革靴の世界では、山長よりも高級な革靴が山ほどありますし、これから履いてみたい靴もたくさん…きっと買うんでしょうけど笑 それでも私は、R2010ラストがある限り山長の革靴を履き続けるんだろうと思ってます。それくらいの思い入れが、この靴にはありますね。

ピカピカにした友二郎と、履き下ろし前の弦六郎

お勧めポイント

シルエット

早速、素人目線で且つ大雑把すぎますが、山長の革靴には日本的な美しさがある(と、信じています笑)。ハッキリ言って根拠はありません。私が感じるのは、、、戦闘機なら零戦、戦艦なら大和、のように日本人の琴線に触れるような美しさ。欧米至上主義には分かるまい!なんてわけではありませんが、ぽってりでもなくシャープすぎるわけでもない、絶妙なバランスです。日本人が解釈したクラシックスタイルみたいなところでしょうか。

いつものアングルで

バランスということでなら、キャップの大きさも絶妙です。気持ち小さめで、キャップ内で履き皺が入ることはありません。

小ぶりなキャップは、ダブルモンクの源四郎でも同様
シルエットは太すぎず細すぎず
魅惑の?ヒップライン

かかと部分もしっかりしてますよね。かかとがタブつくような感覚にはなりません。クイっと巻き込まれている形状。それでいて、ヘリの部分で噛まれるというより、優しく包んでくれるような履き心地を約束してくれます。

ソールもいいですね!

ソールも綺麗なんですよね。ヒドゥンチャネルやらカラス仕上げやらは置いといて、平面だけど曲線的な色気が感じられます。履くのがもったいないくらい。

履くのがもったいなかった…
三陽山長の文字が愛らしく見えます

以上、どこから見ても美しい山長のシルエット

ステッチ

これは山長に限った話ではないと思ってますが、日本製の革靴は本当に作りが丁寧です。製造元のセントラルの技術力の高さがうかがえます。革靴の価格は技術力だけで決まるものではありませんが、高級な海外ブランドと比べても引けを取りません。

どうしてこんなに綺麗に仕上げることができるんだろう?

というより、作りや仕上がりの美しさ関しては同価格帯のインポートブランド(名前は出しません)は相手になりません。

※もはや完全に趣味の世界なので異論はあると思いますが、何の心配もいりませんよ!ということです。

全体のフィッティング

かかとだけではありません。程よいフィット感。紹介サイトでよく説明がある「土踏まずの絞り込み」や「二の甲から三の甲にかけて」といった表現…そのあたりは公式サイトや他の紹介されてる方のブログをご覧ください。素人目線を大切にしているので、細かなところは専門家にお任せします。読めば「なるほどぉ!」と思いますが、ここで記載しないのは、ただ単純に真似したくないからです笑

私と同じ感動を味わう方がおられるのかどうか…は分かりませんが、私の足は思ったよりも平均的な日本人の足のようなので、もしかすると私だけじゃないかも!?という期待をしてしまいます。

海外勢が好きな方には、改めて日本製の革靴の良さを知ってもらいたいですね。それと、靴擦れの原因がオーバーサイズにあることを知らない未来の靴好きの方にも、是非とも極上のフィッティングを味わってもらいたい!

海外勢ならエドワードグリーン#82似か?

革質・・・

これはもう、靴好きの中で最も議論があるところ。主に叩かれてるところでもあります。基本的に山長はタンナーを公開していませんが、以前は海外のタンナーを転々とし、現在は国内タンナーらしい。私が履いてきた3足は、どれもタンナーが違っているようです。一般的に言われているのが、年々品質が低下しているのではないか?ということ。。。

反論はしませんが、革の耐久性はもちろん、磨いた時の艶や履き皺の入り方で「この革は良い」「あの革は悪い」と喧々諤々している靴好き界隈とは距離を置きたい。革質に関して多くを語れないのは、多くを語るほどの知識も経験もないだけですが笑

繰り返し履いて、メンテして、革靴がそれに応えてくれていると思ってるので、私は現状に不満なしですね。昔よりどうとか思うこともなく、まずは自身の履き方やメンテに注目してやってくつもりです。

そうそう、余談ですが「昔のアレは」「あそこのナニは」といった忠告めいたことを言われても、まったく心に響かないんですよね。個体差があって当然で、メンテナンス次第で状態が変化していく天然皮革を、さも全て履いたかのように語るのは、ちょっとな。。。

100回超履いてこの状態。革質悪いですかね…?

というわけで

好きすぎて、いつも以上に大したことが言えてません。日常が忙しすぎて感情的になっているのかもしれません笑

調子に乗って、もう少し感情的に…

本格革靴に興味があって、これから定額給付金を革靴に使いたいという方に、私は迷いなく山長をお勧めします。スタンダードなモデルであれば、革靴本体、シューツリー、ほかにクリームなどのメンテグッズを揃えても10万円を超えることはありません。

そもそも革靴に10万って普通じゃないと思われる方も、せっかくの給付金なので…経済を回しましょう。山長が国内タンナーに切り替えたのだとしたら、尚更。

中には山長なんかに10万円はもったいない!他にも良い靴がある!なんて思われる靴好きの方もおられるでしょうね…大変失礼ですが、国内消費のためだと諦めてもらいたい笑 他の国産靴をお勧めできる方は、そうしてください。

大手でも中小でも、革靴を含むアパレル系で元気のある企業はほんの一握り。技術力がある企業でも、生き残りは大変なようです。コロナ前後という括りは必ずしも適当ではないかもしれませんが、コロナ前から厳しい環境にある企業はコロナによってより大きな打撃を受けています。自然淘汰ならまだしも…。

靴好きの戯言ですが、定額給付金が国産革靴業界が盛り上がるキッカケになるには充分かと。

これからどうしようか

冒頭お伝えした通り、山長の革靴は1足のみとなってしまいました。手放したのは、次に買いたい1足を見越してのことです。

次に考えているのは、最初に履いた「友二郎」です。ラバーじゃなくてレザーソール。

今度はいくつか注文をしたいと思っていて…まずはスワンネックと言われるステッチの変更。脱スワンネックな友二郎を見てみたい。それと基本はスムースレザーですが、注文できるならグレインレザーにしてみるのも良さそう。地方都市でもオーダー会があるといいですが、どうですかね。

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