RAYMAR(レイマー)

靴好きの間で今も話題のレイマーです

いわゆる低価格路線の本格革靴として、『靴好きの間で』脚光を浴びてました!今も変わらずですね。

レイマー兄弟 見た目は高級紳士靴のそれ

極々簡単に紹介すると、レイマーは、静岡県焼津市に本社を置く有限会社サンレイという中小企業のオリジナルブランドで、同社企画の靴は生産は中国、Yahoo!ショッピングで購入可能です。

これだけで既に企業努力や苦労が伝わってきます。高感度だだ上がり。今回のコロナショックの影響は大丈夫でしょうか?本当に心配です。

かく云う私は、インスタでレイマーを知り購入しました。これまで革靴紹介でもたびたび申し上げてきた通り、革靴の価格にはうるさい(?)私ですから…当時は低価格に驚いて、試しにと飛びついたクチ笑

販売チャネルが一部販売会を除けばネット通販のみというのは、消費者にとって賛否あるところだと思いますが…

ネット通販の弱点であるサイズ感の確認のため、アシーレ(無料です)というサービスもされていますが、私の場合は気にせず買いました。サイズ感が合わなければ転売すれば良いや、という楽観的な考え。

前置きが長くなりましたが、紹介です!

2018年8月にアデレード、12月にフルブローグと立て続けに2足購入。

いずれもハンドソーン9分仕立て(!)で、購入当時は20,000円を切る価格。本格革靴の定義は不明瞭ですが、このスペックがたちまち脚光を浴びた大きな理由の一つだと思います。

しかし、私が拘るのは価格だけじゃありません。低価格だろうと高級品だろうと、有名だろうと無名だろうと、靴の本質は気持ちよく歩行することに他なりません。お勧めするにしても、安いからイイ!(逆もまた然り)だけでは靴好きの名折れとばかりに、履いてる靴を冷静に見ていきます。

アッパーはどうか?

まずはアデレイドのスペックですが、こちらのアッパー、ワインハイマーのボックスカーフだそうです。トレポスのTP1984と同じですよね?あれ?トレポスとは全然違う。。。

実はこのアッパー…私の好みにドンピシャでした。今の手持ちと過去履いてきた革靴の中でも、イチニを争うほど好きな革質。厚みはさほどないのですが、キメが細かくシットリもちもち系。TP1984は、どちらかというとシッカリした質感で馴染むのに時間がかかりましたが、それと対極と言えるほどに履くとソフトな印象で、履き始めから足馴染みが良かったのを覚えています。

※残念ながら、2020年3月現在、ワインハイマーのモデルは販売終了となっているようです。再販に期待したいですね。

専門ではないので分かりませんが、同じタンナーのボックスカーフといっても、その等級・ランクがあるのでしょう。プラス個体差。一つとして同じ革(革靴)はありません。一概に高ければ良いってものではないのが革(革靴)の面白いところです。

総じて、アデレードのアッパーは…合格点どころか首席です!

当校の首席!?

次にフルブローグのアッパーはというと、アノネイのボカルー。ワインハイマー同様、こちらも有名どころ。いわゆる名門タンナーってやつです。

アデレードで気を良くした私は、調子に乗って4ヶ月後にフルブローグを買いました。今思うと、期待値のハードルを相当上げていたようです。

いざ蓋を開けてみると、それこそTP1984じゃないですが、馴染むのに相当時間が必要でした。

もともとアデレードはジャストサイズで購入。足馴染みが良かったこともあって、なんら違和感なく履けてました。が、このフルブローグは、なかなかのゴワつきっぷり。ボールジョイント部分や小指、カカトに至るまで、もはや足全体が痛いんじゃないかと思わされるくらいの問題児に変貌。

2つの靴は同じラストのため、安心して購入したんです。後からインスタで繋がっている方に教えてもらったんですが、同ラストでも作りの違いで全く別の履き心地、サイズ感になり得るとのこと。うーん、奥深い。

そんなフルブローグですが、それでも価格なり、なんて言葉を使おうとは思いません。今では何の問題もなく履けています。お気に入り度合いで言えばアデレードですが、手持ちでは黒のフルブローグはこの一足のみ。ローテーションの中でも活躍してくれてますし、それこそ買って後悔もなければ、不良債権というわけでもありません。きっとアデレードが良すぎたんでしょうね笑

問題児も今は昔

ラストや細部の作り込みは?

5722というラストしか体験していませんが、カカトは小さめに絞られていて、履き心地は良好です(今では2足とも)。ブローグの縫製やコバの仕上げも問題ありません。とても丁寧でキレイな靴です!作りがやや荒いなんて言われる方もおられますが、私はそうは思わないな…。

縫製はしっかりしています!
ブローグもきれいです!

以上、褒めてばかりではただの広告ブログになってしまうので、失礼ながら、愛を込めて(?)一つだけ私なりの課題を…。

課題はソールではないでしょうか?

ソールの耐久性に不満あり!です。

ここ3年、中には入れ替わりがあるものの、手持ち靴はいずれも月平均1.5~2回履いています。(Excelで管理してます笑)

業務は基本内勤で、使用頻度や靴にかかるストレスは手持ちのどの靴も変わらない…

にも関わらず、レイマーのソールは減りが早い。魅力の一つであるヒドゥンチャネルも早々にステッチが丸見えになりました。どうにかならないものか…(あくまでも私が履く他社製品との比較で、他者との比較ではありません。「歩き方」と「メンテナンス」で耐久性は変わります)

アデレードのソール
フルブローグのソール
先日ご紹介のトレーディングポストはまだ大丈夫

先に買ったトレーディングポストとの比較で一目瞭然ですね。ビブラム貼れよ!との声も聞こえてきそうです。生意気言ってすみません。感想ですからご容赦ください。

低価格路線だったレイマーが変化してきた?

もともと靴が好きな人は当然ですが、そうでなかった幾多の人を靴好きに変えたであろうレイマー。貢献度は計り知れません。

コスパ靴としてここまでの地位に上り詰めたのは、先述の企業努力の賜物なんだろうと思うのですが、最近少し路線が変わってきたのかな?と感じています。それは当社独自のRAYMAR Reflect Voice Order(RRVO)(消費者からデザインの要望を募集して、それらを次期販売商品に反映させるシステム)。このシステムがそれに拍車をかけてるようにも。

消費者サイドからすると、デザインニーズに応えてもらうことにより、一緒に開発したという満足感や高揚感、何よりレイマーへの忠誠心が上がりますよね?面白いシステム。

しかしこの先RRVOが、より靴好きの人たちの為のイベントになってしまうジレンマがあるのではないだろうか…。実際、商品はどれも拘り抜いていて、コスト削減も限界か?と思わされるほどです。

ある程度の知識がないと参加し辛い面もあるRRVOですが、そうなると低価格に訴求する効果も必要性もどんどん薄れていく。

この状況は、もはや次のステージに上がったというべきですね。

もちろんいい意味で!

レイマーが次のステージに上がったことで、そのポジション、役割を担う第二、第三のレイマーが出てくることを切に願います。

レイマーのうまさ

レイマーは、レイマーのブランド力もさることながら、各タンナーのブランド訴求力を巧みにに利用してますよね。タンナー、、、それは靴好きにはたまらないワード。

紹介したワインハイマー、アノネイのほかにもイルチア、デュプイ。今はなんとホーウィンまで取り扱っているようです。

タンナーで物欲が刺激される…

レイマーから学んだ勝手な教訓

購入する革靴のブランドは気にしない主義でしたが、レイマーに気付かされました。それはタンナーをブランド化させてしまっていたということです。これは不覚でした。以後、改めようと思ってます。このタンナーだから大丈夫、買う、ではなく…これ履いてみよっと!みたいな感覚への見直しが必要。

タンナーもブランドと同じくいろんなタンナーを楽しんでいきたいものです!

これからの付き合い方

ただの革靴の紹介のつもりが、またしても脱線してしまいました。

これからの予定

まず、アデレードは…ソール交換を考えています。それも靴の本体価格よりも高いソールに笑 これはなかなかのチャレンジ?とワクワクしてるところ。時期はもう暫く先になりそう。

次にフルブローグ…こちらは迷ってます。一つは、やはりソール交換。こちらはリッジウェイソールで雨兼用に、と。ただ、同時にレイマーのレインシリーズも気になってまして…処分して新しく買おうか?とも。

こういうとき「同じブランドの靴は2足までルール」が邪魔してます笑

以上、長々と失礼しました。レイマーは靴好きにとっても、これからの人にとっても、面白い存在だと思ってます!今後、こういった会社が出てくることで、靴好きの裾野がもっと広がると嬉しいですね!

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