アッパーの縫製作業(家庭用ミシン)

作業再開

先週の失敗により作業が滞ってましたが、潔くハンドミシンを諦め、家庭用ミシンで縫製作業に挑むこととしました!

先週でいうところの「②家庭用ミシンをカスタム?する」です。カスタムと言っても、今回の追加投資は皮革用のミシン針を購入しただけですけど…

針先が尖っているとか、硬いとか?よく分かりません

家庭科の授業以来でしょうか?

そもそもミシンを扱うなんて約30年ぶりのことです。これまでレザークラフトをしたことも、裁縫の趣味もない。ど素人が革靴を作るだなんてことが如何にハードルが高いことか、改めて思い知らされる次第です笑

真っ直ぐ縫えるのか?曲線を描けるのか?そもそも、ミシンが暴走させて、指を縫ってしまうなんてことはないのか?練習あるのみです。

指に関しては、心配は杞憂に終わりました。今のミシンって凄いですね!正に文明の利器です。前回お伝えした通り、家のミシンの詳しいスペックは分かりませんが(知る由もない、というのが正しいのかも)、スピード調整でとてつもなくゆっくり縫えますし、返し縫いや糸の間隔もボタン一つで簡単操作できます。足のペダルで出来るのもありがたい!

ただただ、縫ってみる練習を重ね…

きったね!!

これはイケるんじゃね?と、根拠のない自信が…。これはもう、今日中に行けるところまで行くしかないっ!と。

とはいえ、やってみるならライニングからですよね。いきなりアッパーの表からやるほど無謀なことはしません(少なくとも、この時点ではそう思っていました)。

難敵現る

ライニングを縫い合わせるにあたって、久しぶりに教科書のページをすすめていきます。すると、写真ではお伝えし辛いですが…

コの字だと???

直線、曲線の他にもあったとは…「コの字」だそうです。こんな「コ」見たことねーよ!と思いながらも、練習するしかありません。「真っ直ぐ縫って、クイッとやって、ちょっと縫って、クイッとやって、また真っ直ぐ縫う」文字で起こすとバカみたいですが…

なんだコレは…

下糸はうまくいってるんです。が、上糸がどうしても引っ張られて丸みを帯びてしまいます。ムーミンのニョロニョロに毛を生やしたようなシルエットにしかなりません。。。

「ミシン 直角に縫う」みたいなワードで検索。Google先生に言われた通りにやってみるものの、なかなかうまくいかず…

もはやカオス これの何倍かやってます笑

どうしても狙った通りの直角にならない。たまにうまくいっても、うまくいく理由が分からない、どうしようもない状況。。。

打開策として思いついたのが、糸の感覚を極限まで狭くすること。上糸が引っ張られるのはしょうがない、間隔が狭くなれば引っ張られる幅も狭くなるんじゃないか?と試してみます

及第点をあげてもいいのではないでしょうか?

これでいいよね?こんなもんだよね?と独り言ちます。

そんなこんなで「コの字」練習も無事に終わり、ライニングの縫製といきます!

一難去ってまた一難…ではなく、ただのミス

あれ?そういえば、ライニングはキレイな肌色。糸は?糸は黒しかありません…。黒のライニングなら黒糸なんでしょうけど、茶系や肌色系のライニングに黒糸の革靴は見たことありません。

何ということでしょう。何たることでしょう。やってしまいました。糸は黒しかありません。白?シルバー?オフホワイト?薄い色なら何でも良いはずですが、手元にない。

同時に進めていたライニングの接着作業はすすんでいます

ゴムのり登場です。刷毛は歯ブラシです笑
ポンポンと…
銀ペンが汚いですが…、縫ってもらえるのを待っています

せっかくミシンを準備したのに…、せっかくライニングの準備をしていたのに…、作業は一旦中断。時間はそろそろ夕方近く、刻々と迫る作業終了時間……

このまま月曜日を迎えたくない気持ちが勝りました。ここで終わらせれば、平日仕事を頑張れる気がしません笑

苦し紛れに作業を継続!

しょうがない、黒い糸で出来ることをしよう!アッパー表から始めるしかない!と決意

こいつらです。まさかこんな重要なところから…

教科書によると、作業はカカト部分の縫い付け。縫い付ける長さも短く、なんとかなる気がしてきました!

さすがに緊張しましたが、思い切りの良さだけは定評があります。失敗を恐れずやっていくのみ

教科書通り床面を外側にしてグリップ止め
多少のガタつきはご愛敬

やってみるもんだ、と一安心です。この完成度ですから「意外と簡単だ」なんてことは全く思いませんが、先に進んでいる満足感は充分得られます。何より靴のカタチになっていくのが、たまらなく嬉しい

次の工程は、縫い合わせたカカト部分を馴染ませる作業です。教科書によると「馬」なる道具にカカト部分を広げてフィットさせた上で、トンカチでトントンと…当然、我が家には「馬」はありません。ラストで代用します

こんな感じで、手にもってトントンと

カカトの悲劇

ひっくり返してまたトントン……ん?

左足、違和感あり…

少しズームしてみます

上部が裂けてます…

トントンし過ぎたか?よく見ると針穴がくっついてしまって、そこから裂けているようにも見えます。そういえばミシンの幅は1.2㍉と、かなり狭くした状態でした。ライニングの「コの字」対策のままですね…苦笑 何も考えずに突っ走ってました。

これは、やり直しが必要です。おそらく、どちらのパーツもやられているものと思われ…来週分解して更なる検証をする予定。

失意のうちに、もう一方の右足のカカトも。今度はかなり優しくトントンと。

反対側、右足はというと

かなり慎重にしたおかげか、なんとかカタチにはなっています。裂けてません。しかし糸の間隔は裂けてしまった方と同じですから、強度は自信がありません。この先どうなるだろうか。残った革と相談しながら必要に応じて、ですかね。

先週のガマンに比べれば、失敗なんてヘッチャラです。非常に楽しい時間が過ごせました!ミシン糸の間隔やトンカチの力の入れ具合と、色々と課題が出てきましたが、来週以降の作業に活かしていきたいですね!!

というか、相変わらずの行き当たりばったりっぷり、の方が正しいのかも。イライラさせてしまうかもしれませんが、あたたかくお見守りくださいませ!

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