ヴィンテージ靴 フローシャイムインペリアル”Kenmoor”(手持ちの革靴たち③)

3足目の紹介は、フローシャイムインペリアルのケンムール。発音によって?ケンムーアとも表記されることもあります。

いわゆるヴィンテージ革靴と言われる部類になりますが、私自身、ヴィンテージ革靴には全く詳しくありませんので、悪しからずです笑

ですが、普段興味がない方でも、ヴィンテージ革靴にこんな楽しみ方というか、接するきっかけがあるんだ!と思っていただければ幸いです。

ヴィンテージ革靴の王道

この靴はヤフオクで15,000円で落札しました。当時の商品説明では、デッドストックではなくワンオーナーとあったような気がします。購入時期は、確か2017年の年末頃だったでしょうか。

現在は探していないので詳しく分かりませんが、当時は出品数も多く、また程度の良いモノが結構ありました。お求めやすい価格なのは助かりますね!

購入動機はというと、この靴に関しては履き心地度外視です。拘っているカカトのフィット感なんて求めていません。それは単純に…

自分が生まれた年の革靴が欲しい!

でした。製造された月も同じだったら最高ですし、せめて同級生で、とも。

というのも、インスタでたびたび見かけていたフローシャイム。どれもヴィンテージとは思えないほどキレイに履いていらっしゃる。試しに探ってみたところ、ヤフオクやメルカリでもたくさんでてきて…

思いついたのが、同い年の靴を履きたい!でした。ワインやイヤープレートじゃないですが、同い年の靴を履くっていうのも、なかなかオツな考えかな?と、その発想に自画自賛してました笑

他の動機

購入時は手持ちの革靴に外羽根ウイングチップの靴が無かったため、いろんなスタイル、形状の靴を履いていたい私にはうってつけの商品だったこと、

フローシャイムの色は主に、黒か薄茶(ゴールド?)もしくはコードバンのバーガンディです。もし薄茶を買えたなら、若かりし日にトリッカーズのエイコンカラー用にと買って、その後タンスの肥やしになっていたホワイトハウスコックスのベルトも使うことができること、

こんな調子で購入に向けての外濠がどんどん埋まっていきました。1つの靴を買うのに、こんなにたくさんの大義名分が揃うことって滅多にありませんよね?笑

年代測定

製造年月に関して調べてみると、オールデンと同じような判別方法がありました。

軽く追いかけていきます。まずはライニングの表記

白字がかわいい

アルファベットは「月/年」だそうです。

「I I」のところですね。

まず月から「A.B.C…」が「1.2.3月…」なので「I」は「9月」ということになるようです。残念!誕生月ではありません。

次に年は「A.B.C…」が「0.1.2年…」なので「I」は「8年」になります。

19◯8年9月製造だということが、ライニングから判別できます。このモデルが製造されていた期間から、58.68.78.88年のいずれかに絞られます。

そして、今はソール交換しているため、お見せすることはかないませんが、カカト部分のVクリートと言われる三角形の金属部品の位置や飾り釘の本数からも更なる判別が可能ということです。

このVクリートと化粧釘の本数から、78年製造と確定できる、ということ(らしい)です。

※詳細は端折っちゃいますが、交換前に撮った写真がコチラ

汚いですね…右下のところです

他にも判別方法はあるようですが、これらの判別方法を知ったうえで、くる日も来る日も、半年くらいはヤフオクで探してました。製造年月は合うけどサイズが合わない、サイズは合うけど同い年じゃない、いうこともしばしば。この靴を見つけた時は、状態すらもあまり気にせずに即決してしまうほどの勢いで笑、ポチりました。

いざ届いたケンムールはというと、クラックなし、ウェルトもしっかりしていました。こればかりは運が良かったとしか言えません。※運任せはよくありません。ヴィンテージでなくとも、中古の革靴を購入される際は気を付けましょう。。。

履き心地はというと、、、

まさかの、ぎっちぎちでした。US製だしサイズは7でOKだなんて、タカをくくってました。どうも当時の靴は、今の靴と比べて作りが若干小さいようです。

履き始めた当初は、あまりにタイトで…かつ大きな作りのカカトがフィットしていないため、擦れる擦れる。。。

当時は最寄り駅から徒歩15分程度のところに住んでいたのですが、帰宅するまでの所要時間は約1時間。文字通り負傷兵のように、もう一歩も歩きたくない!歩けない!と半泣きになる羽目に笑

ちなみに、足に合うまでの間、カカト用のキズパワーパットのお世話になりました。彼がいなかったら、この靴は早々に転売してしまっていたかもしれません。仮に新靴でも、靴擦れに悩むあなたの優しい味方になってくれるはずです。

そのうち革が柔軟になったのか、今ではサイズ感も問題なく履けています!

そして、靴に新たな1ページが…

ヴィンテージ靴にありがちなインソールやライニングのシミですが、この靴もご多分に漏れず

ヴィンテージ靴のシミってなんなんでしょうね…
カカトのシミはヴィンテージ関係ありません

デビュー時の私のカカトは、びっくりするほど血塗れになりました。ガピガピになった靴下も捨てるほどにです。そして、靴のカカト部分には、私の血糊の跡が…。まさかシミを増やしてしまうことになるとは、考えもしませんでした笑

今でもこの通り、元気な姿です

改造?改良?

難を言えば、Vクリートをはじめとしたオリジナルソールがとてつもなく滑るということでしょうか?木目調に仕上げてあったりして、かっこいいんですが、とにかく滑る。レザーソールが滑るのはありがちのことですが、カカトから滑っていく経験をしたのは、後にも先にもコイツだけでしょう。

そこで、オリジナルソールを充分楽しんだと胸を張って言えるのか、滑って頭を強打して死にたくないのか、、、理由は、そのどちらともですが、オールソール交換してます。

イメチェンした同級生の友達

ダブルソールはシングルに、そしてソールはリッジウェイソールに履き替えしました。もともとシボ革ですし、アッパーの状態も引き続き良好なので、雨でも履けるようカスタマイズしています。

リッジウエイ、おすすめですよ!

リッジウエイソールは初めてでしたが、これはハマりますね!ダイナイトソールがポイント、点になっているのに対して、こちらは大きな溝のように、線になっています。独特の浮遊感というのか?ダイナイトやビブラムとも違った感覚です。次に雨用オールソールする靴もリッジウェイでいこうと思ってます。

長くなりましたが…

フローシャイムインペリアル、いかがでしたでしょうか?ヴィンテージ革靴の王道過ぎて、もはや語り尽くされてる感もありますので、緑の小窓やダブルステッチなんかの特徴は端折らせてもらいました。

私はこの靴と出会って、革靴の楽しみ方がまた1つ増えたような、そんな気がしています!

コメント

  1. […] […]

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