王道のストレートチップ TP1984(手持ちの革靴たち②)

書き溜めしていた革靴雑記を放出していきます。前回に続く手持ち靴の第二弾は、トレーディングポストオリジナル、プレステージライン「TP1984」

超がつくほどの正統派です

こちらの靴は、2018年4月にトレーディングポスト福岡店で新品を購入しました。それまでネットでユーズド品ばかりを購入していたのですが、自らの昇進祝いも兼ねて、久しぶりに店頭で新品をと張り切ったお買い物です。本体価格は75千円、これに、これまた久しぶりに新品のシューツリー、トゥスチールをお願いして、〆て90千円ってところだったと記憶してます。たぶん税抜き定価は変わってないはずです(2020年3月現在)

そろそろ丸2年が経過するところですが、ここ1年でようやく足に馴染んできました。ワインハイマーのボックスカーフとのことですが、履き始めの頃はアッパーが硬い印象、ゴワゴワ感?になかなか苦労しました(もちろん個体差はあるかと)。ジャストサイズで購入したので尚更です。

個人的には、しっとりもちもちなアッパーが好きなのですが、諦めずに履いてて良かったと言える一品です。※使用回数は2年で40回程度(約1.5回/月)

現行品なので、細かな情報は商品HPを確認していただくとして…

革の特徴っぽいことをいうと「サフィールのクレム1925ブラック」との相性が抜群です!お手入れ後の光沢がきれいに映えます。艶々です。シューツリーを装填すると、この通り(↓)まるで未使用品!とまではいかないまでも、復元性が高いとでも言うのでしょうか?履き皺もここまで目立たなくなります。

上から見てもシャンとしてます

実はこの靴に関しては、購入前に壮大な野望(!?)テーマがありました。それは

高額なインポート既製靴へのアンチテーゼ

前述の通り、昇進祝いを兼ねていたので、久しぶりの新品購入だったのですが、アレにしようかコレにしようかと物色するうちにあることに気付きました。

靴の価格が高すぎる問題!

ジョンロブなんて買えるとも思ってなくとも、一応見に行きますよね?エドワードグリーンでもウエストンでもオールデンでも、いわゆるメジャーどころなら何でもいいんですが…

とにかく高い。私が中古靴を漁っている間に、というとオーバーですが、上記のブランドの靴は、軒並み10万以上の定価がついています。確かに景気は悪かったけど…つい15年前?なら、どの靴たちも今の半額か6割程度の価格でした(原皮が枯渇しているとか、そんなことをここで議論するつもりはありません)。その間そんなに物価が上昇していたでしょうか?私は革靴が大好きですが、靴に10万円出す経済観念を未だに持ち合わせていません。。。

そして、歪んでしまいました

価格が高いと「ありがたく感じてしまう」というのは消費者心理ですよね。※ここでは、大切に使用することとは違います。崇めてしまうことに近い心理です。

ありがたい心理は分かるのですが、どうも相手さんのブランディングというか価格戦略というか…明け透けて見える。どうしてこうもポンポン価格を吊り上げるかな?為替レートも関税も関係ないとこで。。。

国内外の流通量を調整して、正規外のところでプレミア価格がつくロレックスの方が、まだマシに見えてきます。

腑に落ちないこの流れ。私の心の悪の部分が、こう言います「戦略失敗して、もっぺん経営破綻してみるか?」と笑。この先、日欧EPAで関税撤廃となっても、決して革靴の価格が安くなることはないでしょうね。

消費者目線としての私見というより、もはや愚痴のオンパレードになりました。あこがれのブランドのあの靴!であっても、価格の検証が必要なのでは?と言いたかっただけなのに…こんなこと書くんじゃなかったと後悔しそうです。革靴は趣味ですし、ここで経済を語る気はさらさらありません。革靴の売上が落ち込んでるのも、業界がいわゆる不況業種なのも一応は知ってるつもりです。

話を戻します

「TP1984」には、靴好きがヨダレを抑えきれない?ほどのスペックが並びます。ボックスカーフ、シームレスバック、ピッチドヒール、フィドルバックなどなど。これは製作されているセントラル製靴の技術の賜物なんだろうと思います。

後ろ姿

この仕様、仮にインポート既製靴なら、いくらになるのか?一概には言えませんが15万円くらい?と勝手に分析しました。それが8万でお釣りがくるとなると、ちょうど私がイメージする15年前の革靴の価格になるわけです!

けれど、正直言って認知度はイマイチです。名前やお店の特定は控えますが、有名な靴磨き職人の方もご存知なかったくらい…。悲しい現実ですね。

価値観を押しつける気はありませんが、このくらいの価格帯なら、降水確率0%の日だけ使用するとか、砂利道を避けて遠回りするほど気をつかい過ぎることもありません。かといってオールデン(失礼!)のように縫製に絶望する心配も必要ありません。

私のように、新品を諦めてユーズド品を購入してる方は多くいらっしゃると思います。有名な靴ほど手が出ないほどです…それが、これから革靴を好きになるかもしれない人のハードル上げてしまってる(前回に続き2回目)のかもしれません。

メイドインジャパン!

と、購入動機はかなり歪んでますが、made in Japan の革靴も捨てたもんじゃない。というのが、この靴のテーマでした。

同価格帯のクロケあたりにも全く引けは取りませんし、個人的にはグリーンのチェルシーがライバル!というくらいのパフォーマンスだと思ってますが、いかがでしょうか?

コメント

  1. まるすけ より:

    shiyatさん、初めまして!コメント失礼いたします。

    インスタ、Twitterでフォローいただいているまるすけ(marusuke_14)です。

    素晴らしい靴ですね、おっしゃるように全くもって英国靴に引けを取らないです。靴は日本の革靴があまり足にあわないので購入していないのですが、改めて見てみたいと思いました。
    ※服についてはなんだかんだ気に入っているものはMade in Japanが多かったりします。

    靴造りの方もとても楽しみに拝見しています。私もブログをやっておりますので、SNSでもブログでも、ぜひ今後ともよろしくお願いいたします!

    • shiyat より:

      コメントありがとうございます!トレーディングポストのプレステージラインは続々と?新作が出ているようなので、物欲が刺激されて困ってしまってます。日本の革靴もぜひぜひ!

      それと、ブログ拝見させていただいてます。「手持ちの革靴③」は、まるすけさんとモデル被りしそうです笑

      今後ともよろしくお願い致します!

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